じ‐まぱぱと申します。
3回目のワクチン接種から3日目なのですが、
微熱(37℃)があり、未だに倦怠感や軽い頭痛が続いております。
モデルナ製はやはり副反応がでますね。
さて、今回は3歳になったばかりの息子の血管腫(赤アザ)治療についてです。
以前、本ブログで紹介をしたこともありましたが、息子には生まれつき顔にアザがあります。
治療はレーザー照射になりますので、照射後は火傷のキズが残るほどの痛みを伴う治療となります。
そんな治療を息子が経験するのですから、親としては本当に心が痛いものです。
今回は血管腫治療で同じ悩みを持つ方に是非見ていただければ幸いです。
以前のブログ内容はコチラですので、合わせてご覧ください。
そもそも血管腫とは
一般的な赤あざは、医学的には「血管腫(血管奇形)」と呼ばれる血管の異常で、血管が拡張したり増殖したりすることによってできる良性腫瘍です。生来ある赤あざには大きく分けて、出生時から大きさの変わらない「血管奇形(vascular malformation;VM)」とどんどん大きくなる「血管腫(hemangioma)」の2種類があります。血管奇形は血管内皮細胞の増殖を伴わない形成異常によるもので、自然消退しません。
引用元:日本医科大学 武蔵小杉病院ホームページ
単純性血管腫
生まれつきある、平坦な赤いあざです。原則として、大人になっても自然に消えることがありません。加齢によって褐色になる場合もありますが、場合によっては色が濃くなったり、腫瘤を作ったりする場合もあります。また、成長とともに体が大きくなるのに比例してあざの面積も拡大します。治療としては、早期のレーザー治療や冷凍療法、放射線療法などがありますが、現在は副作用の少ないレーザー療法が主流になっています。
引用元:日本医科大学 武蔵小杉病院ホームページ
特殊な例としては、自然に消失することがあるもの(サーモンパッチ)や、からだの他の部分にも症状を持つ症候群(Sturge-Weber症候群など)の一部である場合などがあります。特に顔にある血管腫の場合、眼や脳に同様の血管腫がある場合があるため、CTやMRIなどの検査で合併症を調べる場合があります。
乳児血管腫(イチゴ状血管腫)
典型的には出産直後にはみられなかったのが生後間もなく赤い斑点ができ、盛り上がり始め数ヶ月で大きくなり、多くはイチゴのように赤く盛り上がった形状です。1才ころピークに達し、その後はゆっくり色が落ちていき、多くの場合小学校低学年くらいまでの間に赤みが引いてきます。
引用元:一般社団法人 日本形成外科学会
息子の治療経過を写真で公開(その①)
息子は『単純性血管腫』ですので、大人になっても自然に消えることはありません。
早期治療が効果的であったため、0歳児からレーザー治療の決断をしました。
治療は3ヶ月ごとに行います。
写真は生後2週間の治療前のものです。
治療後はこのような状態に…。
以下は生後約4カ月の状態です。
3回目の照射後の状態です。
治療痕である斑点がでていますね。
3回目の治療から少しずつ効果が現れてきているかと思います。
少し飛びますが以下は2020年9月頃の写真です。
通院について
勤務先の人事異動により、2019年4月から栃木県宇都宮市に引っ越してきました。
病院は帝京大学医学部付属溝口病院へ通院しておりますので、片道100キロ以上、往復4時間半かけています。
それでも、栃木県は東京まで近いですし、ありがたいと感じております。
病院から妻の実家が近いことも良かった点ですね。
コロナ前までは前泊していたのですが、現在は日帰りでの通院となります。
治療日は決まって月末の月曜日でしたので、3ヶ月に一度は休暇をいただき通院しておりました。
休暇といっても会社貸与のケータイへクライアントからの電話はありますので、治療前の息子をあやしながらの対応はとても大変です。
病院の選択理由
前述のとおり私たちは『帝京大学医学部付属溝口病院』へ通院しております。
同じ治療を受けている方は、病院選びに大変悩まれたのではないかと思います。
実際に私たちじ‐ま家族も同じように大変悩みましたし、
候補としては以下病院もありました。
なかでも大城クリニックさんについては最後まで悩みました。レーザー治療専門ですので信頼も高いですし、先生も親身で雰囲気がとても良かったです。
最終的に『帝京大学医学部付属溝口病院』へ決めた理由は以下2点でした。
<1>先生の技量ではく、レーザー機器の性能で効果が大きく変わる点 <2>妻の実家から近く通院にストレスが少ない点
息子の治療経過を写真で公開(その②)
2019年2月から3年が経過しましが、現在の肌は以下のとおりです。
やはり多少の赤味はありますが、「言われないと気付かない」程度であります。
当初と比較すると大きく改善していることが分かります。
病院の先生には感謝しなくてはいけませんね。
2022年3月18日現在
ここまで来るのには多くの苦労がありました。
息子の年齢が上がるほど病院へ行くことを拒否します。
なんとか話して理解してもらうのですが、やはり治療中は大泣きです。
3歳になり、幼稚園の入園もあるため前回の2022年2月末の治療で一旦様子見をしようと判断しました。
照射前には麻酔を塗って1時間待っている様子。
麻酔を塗るときも大泣きです。
以下写真は実際のレーザー照射の様子と、レーザー後の処置の様子です。
照射後は火傷跡のように斑点が残ります。
今後治療を受ける方や、子どもが同じような状態で悩んでいる方も多いかと思います。
少しでも良くなることを祈念いたします。
今回もご覧いただきありがとうございました。
参考になれば幸いです。
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コメント
同じ悩みを持つ者です。このようなブログを書いてくださり、本当にありがとうございます。今後治療を続けていく上で励みになります。息子さん、痛いのによく頑張りましたね、泣けてきます…。そして、画像を見ると赤アザがほぼ消失しているのでは?と思えるくらい、改善していますね。本当に良かった。
お聞きしたいのですが、照射したのはVビームでしょうか?私の子はVビーム2回したのですが、紫斑が出ず、効果が出るのか不安です。
悩める母さま
コメントと温かいお言葉を誠にありがとうございます。
また、同じ悩みの共有と僅かながらでも励みとなれて良かったです。
照射したのはVビームⅡでした。Vビームの後続機種で最新とのことです。
性能など詳しくは帝京大学医学部付属溝口病院の記載URLからもご確認ください。http://teikyo-mizonokuchi.jp/shinryo/hifu0800/hifu0820/
紫斑が出ない不安について、お気持ち大変分かります。効果がないと感じてしまいますよね。
私たち家族もそうでした。
先生にも相談して、1歳前後の3回目から少し強い照射をお願いしました。
4回目はより強くしてブログ写真(2020年3月照射)のとおりとなります。
ただやはり副作用もあるため、先生からは強い照射はおススメされませんでした。
弱い照射で良くなるケースもあるため、肌の状態を見て徐々に強くしていった感じです。
私の息子は元々肌が弱くアトピーも少しあったため、3~5回目のみ強く、6回目以降の照射は弱めにしています。
現在の状態は泣くと赤アザは多少目立ちますが、普段は目立たない程度まで改善しております。
長々と失礼しましたが、ご参考になれば幸甚です。
お子様も良くなるといいですね。
ご返答ありがとうございます!気持ちわかる、と言っていただけるだけで、救われる思いです。そして、病院のURLもありがとうございます。私の娘は形成外科に通院している為、皮膚科のページはチェック不足でした。そちらに載っていたのですね。VビームIIのある病院へ転院した方が良いのか、次から強い照射にした方が良いのか等、先生に相談しようと思います。詳しい経過も記載してくださって、本当に感謝です。個人でレーザーの効き具合等違うかと思いますが、私の娘もじーまぱぱさんの息子さんのようにわからなくなるぐらいまでの改善を目指して、親として出来ることを精一杯していきたいと思います!
本当にありがとうございました!
悩める母さま
いえいえ^^
子どもが成長するにつれて嫌がり、親としても連れて行くのに辛い思いをしてしまうかもしれませんが、
家族や先生、同じ悩みの方もたくさんいます。
是非今後もお気軽にご相談ください^ ^
良くなるよう、本当に本当に応援してます!